うみラクは、
天草の離島を「海の道」でつなぐ
“カーシェア&乗合い海上タクシー”
サービスです。

うみラクサービスについて

九州西南部、「ゆりかごの海」と称される穏やかな不知火海を囲む天草・芦北・水俣地域。この歴史と自然豊かな魅力ある地域をもっと自由に便利に往来できたら。

「うみラク」は、その不知火海に浮かぶ熊本県唯一の離島の町、御所浦と対岸地域の往来の利便性を高めるための、海上タクシーやシェアリングカーを活用した交通サービスです。
2020年8月より、御所浦住民の生活の「足」である棚底航路の定期船便終了後の時間帯(19時-20時台)に、安価に利用できる「海上タクシー夜間のりあい便」を運行しています。
また、地域住民のみならず、九州各地から御所浦・天草地域へ往来する観光・ビジネス客などへの新たな交通ルート振興のため、水俣~御所浦の海上タクシー(予約制、1日3往復)と組み合わせたシェアリングカー(新水俣駅、水俣港で乗り捨て可能)のサービスを行っています。
この2つのサービスの利用状況などを見極めながら、今後は「海上タクシーのりあい便」や「シェアリングカー」のサービス対象航路や時間帯を更に拡げていく予定です。



御所浦・棚底ルート
海上タクシー夜間のりあい便
御所浦・水俣ルート
海上タクシー&シェアリングカー

海上タクシーは重要な海の交通手段
水俣港-新水俣駅間にて乗り捨て可能なシェアリングカーを提供
「島⇔うみ⇔陸地⇔他地域」をもっとラクに、
もっと楽しく移動していただけるサービスのイメージ

うみラクプロジェクトについて|背景・目的・活動体制|

九州に抱かれたおだやかな内海、不知火海は、橋でつながっていない島々が点在するエリアです。島々と九州本土につなぐ、島民や観光客といった人々の往来のための定期船がいくつもの航路で運航しています。
ただ定期船航路は、便数や運行時間が限られているため、朝夕の時間帯などにチャーターできる小型船舶「海上タクシー」も、重要な海の交通手段のひとつとなっています。
この海上タクシーはとても便利なものですが、島民からすると定期船に比べて割高な料金や着岸港からの交通連結がないこと、観光客からすると予約方法がわかりづらいといった課題があり、その力を存分には発揮できていない状況です。
そこで私たちは、この海の交通を、テクノロジーを用いてもっと便利に、もっと使いやすくするべく、 2019年5月に「うみラクプロジェクト」を立ち上げました。
当プロジェクトは、NPO法人イーモビネットを幹事団体として、2019年度から3年間、一般財団法人トヨタ・モビリティ基金の支援事業「地域にあった移動の仕組みづくり」の助成をうけ、「のりあい」「シェアリング」をキーコンセプトとした交通サービスの検討、試行を行ってきました。コスト面や収益性など未だ課題は多くありますが、持続可能なサービスとして地域に定着できることを目指しています。
更には、「海上タクシーのりあい便」「シェアリングカー」などのサービスを核として、熊本県や周辺自治体などと連携しながら、御所浦地域の関係人口の拡大並びに不知火海沿岸地域の観光・交流を促進する統合プラットホーム・サービスを今後展開していく予定です。

うみラクプロジェクトについて
(イーモビネットWEBページ)